プライベート

万歳三唱

梢を離れた雪は、地面に落ちるまでの間 空中で再結晶したかのように

美しい六角形のままです。 蒼みがかった白いトレールを進む中

聞こえて来るのは、重い山靴の底で硬く締まった雪を踏む音と自分の呼吸だけ。

水と雪と木々の匂いを最高の配分でミックスさせた、山のかおりを

鼻腔の奥深くまで吸いながら 「あ~~俺のしたかった事は これなんだなぁ・・・

これを感じたくて今歩いているのだなぁ・・・」と、解放された嬉しさが

心の底からこみ上げてきて、前を行く仲間にポンポン雪玉を投げつけました。

大正池

(冬に紅く染まる化粧柳)

雪の中の帝国ホテル・・・風情があります

(上高地帝国ホテル)

木立の奥から 赤い屋根がみえてきました 上高地帝国ホテルです

モノクロの世界に ひときわ目をひく美しい建物 武田百合子氏にならって

一人で万歳三唱をしました